呼称
怒涛の一週間が終了。
ビジネスプラン提出、そしてそのプレゼン、ファイナルテストとめまぐるしかった。
ビジネスプランは大好評に終わり、高得点をゲットできたなり。がんばった。
今週末は月曜日がビクトリア・デーでホリデーなので3連休!ストレスフルな一週間が終わったので、超リラックスして過ごしています♪
今日は今までの暑さを吹き飛ばすような気持ちいい雨。
夏の雨って大好きさ
なので今日は朝から窓を全開にして、ガンガン音楽かけて、洗濯機&乾燥機まわして掃除機かけて、拭き掃除して、アイロンかけてーです。
相方は、始めるまで腰は重いけど、お掃除好きなので、細かいところまでしっかり掃除してくれるので助かります。(私はざっくばらんに掃除する派。)
明日、明後日、天気が良かったらちょっと遠出しようかな。
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先週末は母の日ということで、元ホストママにチーズケーキを焼いて持っていった。ストロベリーとブラックベリー、そしてホイップクリームをのっけておいしくいただきました。
日本のママには薔薇の花のプリザードが額縁にデザインされたものを。ポーランドのママには、お電話したんだけど、「ポーランドの母の日は5月末なのよぉー。でもあんがと♪」と言われてしまった。ははは。
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そうそう、AMAZING RACEが最終回を迎えたんだけど、あの金太郎こと、Tylerチームが$1million(約1億円)ゲットしちゃいましたよ。ひょえー。感動の最終回だったの。最終地はアラスカで、そしてその前が日本!Tyler大喜び。片言の日本語を披露していて、他チームから疎まれてた。
その最終回を見ていたマーケティングクラスの先生は、「ほんとに日本ってwackyな国だよねー」と。
先生の奥さんは、2年間日本で英語の先生をしていたのです。いろいろ奥さんから話を聞くらしいんだけど、彼には
「海からとった魚を調理せずに、そのまま食べる国」
「刺激いっぱいで変なアイデアをたくさん持っている国」
という印象らしい。
その奥さん、日本ではT県の、500人しかいない小さな島に赴任になり、その島にとっては初めての外国人で、エイリアン扱いされたらしい(笑)。
その奥さんと先日お会いしてお茶する機会があったんだけど、すっごい面白かった。
カナダにきてから、特にカレッジに行ったり、テレビを見ていても実感するのは、本当に日本というのは、世界からリスペクトされている国なんだなぁーと。
AMAZING RACEでも、日本が舞台の時、各チームに車が与えられたんだけど、それがTOYOTAだったのね。「ひょえー、ベンツじゃないけど、それと同じくらい日本車はクールだよな、ラッキー!」と言って、TOYOTAの車に乗れることに大喜びする。
クラスメイトのビジネスプランでも、新ビールやコミックショップなどをビジネスプランする人がいたんだけど、必ず「日本のビール、コミック」が例に挙げられる。
Made in Japanというブランドは、自分が思っている以上に、「絶対的に高品質」という価値の高いものなのだった。
たしかに北米では”“you get what you pay for“という概念があるからWal-Martとか$1ショップのものは、値段がcheapなら、質もcheapieというよりむしろgarbage。
だけど、DAISOみたいな安くてもアイデアいっぱいで質がいい(こっちの$1ショップに比べて)商品は、北米ではIKEAのような存在になっちゃうわけなのです。
医療制度にしても、やっぱり日本はすごい。保険も充実しているし。
わたしカナダで重病になったら即効日本に帰ります。こっちでは怖くて病院行きたくない。
そして日本の歴史も重みがあって誇れるわけですよ。カナダに比べたら雲泥の差。
そんな話を奥さんとダラダラしゃべっていたのでした。
日本にいたら、自分が日本人であるということを意識せずに過ごしてしまうけど、カナダにいると、自分が日本で生まれ育ったというバックグランドを持っていて良かった、ラッキーだったと思うのでした。その逆を思うことも少なからずあるけれど、でもラッキーだったと思う方が多い。
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さて、タイトルの『呼称』について。
以前相方ママと一緒に住んでいたとき、AMAZING RACEを見ていて「なんでパートナーのことを、みんなBaby!baby!というのかしら。赤ちゃんじゃあるまいし、他にももっといい呼び方があるのにね~。あなた達二人があまりBabyってお互い呼ばないのが救いだわ」と言っていた。
ふむ。確かに。
カップルが相手を呼び合うのに、英語の世界ではたしかにいろいろあるですよね。
私は最初、相方から呼ばれるのにすっごいすっごい照れくさくて慣れなかったけど、いまや普通になってきた。
たとえば
Sweet heart, My sweetie, My cutie, Darling, babeは相方はよく使っている。
他にももっと、
どっひゃー(照)!
というようなのを使う人がいるみたいだけど、うちらはこんなもんです。
特にお気に入りは、”Sweet heart”。
これは別にカップルじゃなくても、家族の中でも使われるよね。相方側の家族からこうやって呼ばれるのはすごくうれしかったりするもんです。
なんかさ、日本では結婚して子供ができちゃうと、「パパ」「ママ」と夫婦同士呼び合うカップルがいるけど、おいら、それが嫌いです。
相手から「ママ」と呼ばれてしまうと、なんだか一人の女性ではなく、ママとして相手に見られているような気がして。
幸い、うちの父も、姉の旦那さんも、「ママ」とは呼ばずに、名前で呼んでいるのだけど、英語のようにこういう呼称があると、とても便利だなーと思う。
いや、日本人同士でも使って欲しいと思う。
んで、先日、阿川佐和子さんの本を読んでいて「おぉー!」と思ったこと。
英語になくて、日本語にあるものがあるんですわ。
英語では「I」と「You」の関係が、大人同士、主従、親子、男女のいずれの関係であろうと固定されている。
多少の敬語らしきものはあっても、「自分」はあくまでも「I」であって、「相手」は必ず「You」なわけよね。
ところが、日本語は、自分の子供と話をするとき「パパはね」と言う人が、同僚とお酒を飲むと「俺」になり、上司に対してなら「わたくし」になって、見知らぬ子供に道を教えるなら「おじさんがね」ってなる。
日本人は相手の顔を見てから、自分の立場を決めるという、自己主張のはっきりしない気質が、言語上にも現れているという…。
なんかすっごい納得しちゃったわけです。
…今日の日記、長いな。
May 21st, 2006 at 7:43 am
更新待ってたよー 久しぶりだね わたしも子供できたら「ママ」っていう人きらいだな 名前で呼ばれたい スィートハートだなんて! わたしもそんなんで呼ばれたいわっ
May 21st, 2006 at 11:29 am
SATC見てて、友達同士でもsweetieと呼び合っているのがなんだか愛があっていいなぁと思っていたよ。 sweet heartと呼ばれると、気持ちが優しくなりそうです。そういう気持ちから、女性ホルモンが分泌されてきれいになりそう。 日本人は謙虚さを美徳とする人種だから仕方ないけれど、大切な人をもっとほめるとよいのにね。 勉強になったーゆみの英語解説これからもよろしくです。
May 21st, 2006 at 2:13 pm
呼び方って日本ってば、人によっては少し荒いいい方にも聞こえちゃうよね。あたしも『ママ』と呼ばれてた昔は嫌でした!! 普段は、Sweetieと呼ばれてご満悦♡ こちらは、Darling、Honeyで♡ ウキョキョ。
May 22nd, 2006 at 2:16 am
外国に行くと、日本の良さに気付くし、「うわ、もっと日本のこと勉強しないと!」と思うよね。 wal-mart とか target は確かに質は落ちるかもしれないけど、店内見て回るの楽しいし、個人的には大好き☆ ちなみに、私達はお互いのことを honey と呼び合うことがほとんど。久しく名前で呼ばれていないような・・・。
May 23rd, 2006 at 2:47 am
>ミキ6 レス早っ!(笑) ミキ6のダーリンにおねだりしたらきっとSweetieって呼んでくれるよ☆ >うめ そうだ!SATCでキャリーが使っていたねー。 確かに女性ホルモン分泌されるかも。 やっぱ日本語でもそういう呼称を開発すべきだと思うんだよなぁー。わくわく。
May 23rd, 2006 at 2:51 am
>AYAちん 昔気質の人なら「おい!」だけで奥さん呼んだりするからねー(笑)。いやだ!そんなの! わたしはなぜかHoneyときくとC家のあの犬を思い浮かべてしまって、使えないのだ(爆笑)。 うふ、ラブラブね。 >かっこ targetはね、カナダでCM流れるくせにないのよーー(涙)。私もWal-Mart見て回るの好き~。きっと日本人にとってはチープさがうれしくて楽しいんだけど、カナダ人はアメリカ人への敵意(笑)もあるからか、Wal-Martをよく言う人を聞いたことがないさ。 かっこのところはhoneyなのね♪♪うちは名前を言われるときは、「危ない、それしちゃだめ!」と注意を促される緊急のときくらいだな。