ついに、ついに、ついに、ついに!
学校終了~~~!!!
月曜日から3日間のファイナル、そして今日グループプレゼンを終え、来週から始まるプラクティカムを除き、全教科終了です。
早く楽になりたい!って思っていたのに。
いざ今日を迎えると、クラスメイトの顔を見ながら授業を受けることも、もうないんだなー、この教室に戻ってくることはないんだなー、…とちょっとしんみりしたりもして。
でもやっぱり自分の人生で二度と学生には戻りたくない気持ちもある。
ま、そんな複雑な気持ちにもなりながら、みんなとたくさんたくさん写真を撮ってきました☆
来週から始まるプラクティカム(就業経験)は、各自それぞれが今まで学んできたことを活かし、みんな別々の場所で、初めての分野で、働く経験をします。
大丈夫かなー、ドキドキすんなぁー、と心細い気持ちになっていたのは、私だけではなかったみたいで。
クラスメイトの配慮により一人一人に、手作りブレスレットが配られました。
「プラクティカムで一人で悩んで心細くなったとき、行き詰ったとき、このブレスレットを見て元気を出そう。みんながこのブレスレットをしているから、離れていても支えあえるでしょ!」
というわけでして。こんなことがとっても嬉しかったり(照)
ブレスレットについている飾りの文字は、クラスメイトのみがわかる秘密のメッセージなのだ。へへへ。
クラスのみんなとは、プラクティカムの途中で経過報告の集まりをする予定をたてて、とりあえずバイバイしてきました。
グループプレゼンの後は、みんなでパブで騒ぐ予定だったんだけれど、私はプラクティカム先の企業とミーティング予定が入ってしまって、そちらを優先(涙)。
おかげさまで、月曜日から4週間、朝7時半から夕方4時半までの勤務ということが判明して帰ってきました。
ぐぇーーーー。
ほんとにもー、どうしてカナディアンは朝早くから働くんだろ…。服装コードもいろいろあって、週末は買出しに行かないと。
さて、早速学校で使っていたテキストや紙類を整理。なにせ6月に帰国することもあって片付けモードに入っているわけです。
これ、今までの提出した課題・レポートたちの一部。
短いのは5ページくらい。多いときは20ページ以上の企画書やレポートを書かなくてはいけなくて、最初は書くのにもずいぶん時間がかかったもんです。
全部パソコンの中にデータが入っているから、取っておいても仕方ないし捨てるんだけど。見返してみると、いろんな想いがよみがえってきました。
でもこれらの課題のおかげで、かなりwritingに対しての拒否反応はなくなったかな。
北米式の企画書の書き方を学べたことは大きな収穫でした。振り返ってみて初めて自分の成長を確認できる気がしますです。

インストラクター達は、かならずマークと一緒にコメントを残してくれます。
それを見るのが課題返却のときの楽しみ。
このコメントのことを考えると捨てるのも惜しいんだけど。
でも、写真に残しておけばいいよね。
20/20とか、12/12っていうのを説明すると
20点満点中、20点っつーことであります。課題毎に点数が割り振られているので、できるだけ課題で点数を稼いでおくと、ファイナルや出席の点数が悪くても最終的にはなんとかなったりするわけですね。
コースが始まる最初の日に、ファイナルや出席数、課題に割り振られる割合がわかるので、みんなそこらへんを計算しつつ、学校をさぼったりしちゃったりするわけなんであります。

私は基本的に学校は真面目に通っていた方だったんだけど、
授業中は基本的にノートに落書きしていました(笑)
ノートの片隅に、ボーっとしながら落書きすると、
隣の席のAが
A:「ちょっと!何書いてんの」
私:「なんだろ。わっかんない。花かな?」
A:「どれ、見せて見せて」
と言って、私のノートを取り上げた後、戻ってきたらマークがついてました☆わーい、10点満点!!
…ところで。
ここで、私がカナダにきてから、とっても戸惑った英語文化3つをご紹介します。
その1:チェックマークに戸惑う
まずは、こちらを見てくださいまし。
こんなテスト用紙が返却されたら、日本人ならばびびりませんかね?
「ひえー、全部間違ってるよ」って思いません?
私は思いました(笑)
カナダに来た当初、まだ英語をESLで学んでいたとき、グラマーのテストが返ってきたとき、チェックマークが乱立しており、「うおー、こりゃだめだ」とびっくりした思い出があります。
でも、よく見ると、点数は9割ほどちゃんと取れている。
そう、英語文化ではチェックマークは正解のマークなのですよね。日本だと正解は〇。でしょ?
これは慣れるまでちょっと時間がかかりました(笑)
その2:時間の言い方に戸惑う
これもよくある話なのかもしれないけれど。
例えば学校で授業の合間にブレイクをとる際に先生が時計を見ながら。
「Come back around ten to.」
とか言ったりするんです。
例えば、その時点で10時30分だったら、休み時間は10時50分(11時の10分前)までということになります。
つまり、ten to (eleven)=11時の10分前、という意味で括弧を省略しているんですなー。
この何分前、何分後、という言い方を英語環境ではものすごくよく使うんですわ。
11時15分に「今何時ー?」と時間を聞かれたら
quarter after eleven
と答えるのが一般的。クオーターは4分の1、つまり15を意味するんであります。
10時45分は
quarter to eleven となるわけなんですな。
この時間の表現の仕方は、しばらく慣れるまで時間がかかりましたー。
その3:日付の表現方法に戸惑う
まずはこちらを見てみてー。

これは図書館のレシート。赤線が引いてあるのは、「いつまでに返してね」という日付がついているんだけれど。
←これは2007年5月4日のことを意味しているんですよね。
日本人の2007.5.4という書き方に慣れている私としては、こんな書き方されてもこんがらがるだけなんであります。
なんで日付の書き方を世界共通にしないんだろー??
なので、私はいつも英語で日付を書かなくちゃいけないときは、自分の中で混乱を避けるために
May 4,2007 というように月だけ数字で書かないようにしています。
※ちなみに、この『優しい音楽』 (著:瀬尾まいこ)すごく優しくて温かい本で、しみじみ良かった。何気なく借りたのだけれど、彼女は『幸福な食卓』で一躍有名になった方だったのですね。ほかの作品も読みたい。
というわけで、学校の書類を整理しているだけでこんなにもたくさんのことを書いてしまいやしたっ!!!
月曜日から働くぞーーー!